感情解放ワークショップ御礼

昨日は初めての感情解放のワークショップを開催しました。セミナーをやめてイベントはこの1年、瞑想会だけでしたが、約1年ぶりの新たな企画と言うことで私自身、楽しみでもあり、どんな風にお伝えしたらいいだろうかと直前まで試行錯誤をしていました。

始まって見ると、みなさん真剣な眼差しでじっと聞き入っていらっしゃるので、その真剣さに圧倒される思いでしたが、それだけにこうした内容をお伝えすることの意義を深く感じました。

私の感情解放ワークのベースにあるのは、レナードの「今この瞬間への旅」ですが、本には書かれていない、私自身がこれまで約1年間ガッツリ取り組んだ経験から考えたこと、気付いたことなどがたくさんありました。特に、日本人に強くある気質ではないかと言う部分もあります。

例えば、表現に関わる複雑なブロックは、実際にほかの国の方に確認したわけではないのですが、この国の人間にとっては、感情に取り組む上で誰しもが多かれ少なかれぶち当たる壁ではないかと思うのです。

レナードは怒りの下には傷ついた心があると言っていますが、これも非常に重要なヒントではあります。けれど私自身の実感では、怒りを出すまでに、諦め・失望、後悔・自責の念などの思いが厚くフタとなっていて、怒りにたどり着くまでにも相当な道のりがあるケースが多いと思っています。

また、感じていると思っているのに感じていない状態だったり、どこで自分が逃げたのか、逃げていることに気付かなかったりということも、一人で進めていると気付かないことがままあります。

私自身の経験と、多くの方のセッションから得たものから気付いたポイントなどをシェアする機会として、また参加される皆さん同士の交流から生まれるモチベーションの維持など、孤独なワークのなかでも、同じ時に頑張っている仲間がいるんだということも、支えになるだろうと思います。

今後も月1回程度ずつ、このワークショップを続けて行きたいと思っていますので、瞑想会とともに、ご愛顧いただければと思っています。来月は6月16日(土)13:30開始となります。なお、内容は毎回参加者の皆さんのご様子から少しずつ変わって来ると思いますし、蓄積から新たなワークを入れたりしていくこともあるかと思います。

お会いする皆さんが、私と言う引き出しを存分に開けて何かを得て行かれることを、また皆さんの引き出しから引き出される体験が、その場に集った方への素晴らしいギフトとなる機会となることに、心よりの感謝を申し上げます。

今回の参加者のみなさんのご感想は、集まり次第ホームページにアップしたいと思います。

イベント情報(詳細はHPへ)**************************
【感情解放ワークショップ ~感情との上手な付き合い方~】
6月16日(土)13:30~15:30(13:00開場) 会費 5,000円 
【満月の瞑想会】
6月4日(月)19:00~22:00(18:30開場) 会費 4,000円(スイーツ付き)
ヒーリングゲート門前仲町サロンにて http://www.healing-gate.com/map1/index.html

個人セッション、イベント等のお申し込み、お問い合わせは右のメールフォーム、あるいはinfo*healing-gate.com(*を@に直してください)までご連絡ください。基本的に、メールの返信は24時間以内にしておりますが、お急ぎの方は携帯    090-2300-6838までご連絡下さい。つながらなかったときは、留守電にお名前とご連絡先お電話番号を残してくだされば、折り返します。 非通知着信拒否にしてありますので、非通知設定の方は、設定を解除のうえ、ご連絡下さい。ご連絡先が携帯メールで受診選択設定をされていらっしゃる方は、設定を解除しておいてください。

エゴの都合

宇宙が個人の凝り固まった観念を解体していくとき、ひどくバランスを取るのが難しく感じることがあります。これまでは自分と他者という「関係」を通して無数のストーリーが繰り広げられ、毎瞬さまざまな気持ちを体験してきたと思います。

それらは自他の関係性を前提に成立する概念ですが、だんだんとこれが崩壊し、別の世界観に再構築される(と言う表現も正しくなはいのでしょうが)とき、これまで生きてきた世界での常識や立ち居振る舞いのルールとどう折り合いをつけたらいいのかと、しばしば戸惑うようになりました。

「今この瞬間」にいて、起こって来る諸々に応えて行くときに、ふとマインドの世界の「でも、そういう場合は普通こうすべきでしょ。私はそういう世界観にいないって言っても、相手は違うんだから、世間的対応をすべきなんじゃ?」と言うささやきがやってくるのです。

それらには大抵恐れの感情が貼りついていることが多いので、ささやく声が気になって「今この瞬間」にいられないのであれば、安易に「世間的対応」をしてお茶を濁すよりも、貼りついた感情をしっかり見て行くと、深い気付きがやってきます。

「世間的な大人の対応」は、しばしば不自然な感情の抑圧を生じさせます。本心をねじ伏せて、表面的ににこやかに対応することを自身に強要するには、表現と本心を切り離さなくてはなりません。社会的にはそれが普通で、そうでなくては仕事にならないことも多いのですが、これは自分を切り刻むことであり、非常に残酷な「当たり前」であるように思います。

かと言って、傍若無人な性質の感情をそのまま所かまわずぶちまければいいのかというわけではなく、あくまで責任を持った方法で対処するのが大前提です。そのうえで、切り離した本心とのつながりを回復させるということをおろそかにしないで大切にしていくと、だんだんと日常に血の通った心が戻って来るようになります。

何気ない行動が本心からのものになっていくので、空虚でない実の重みが入るようになるのです。すると、同じ行動をしても周囲の反応も、虚の行動と実からの行動では、全く結果が違ってきます。

納得いかないままつじつま合わせの行動をするより、納得いかない気持ちをじっと感じ、責任を持った方法で吐き出し、完了させてから自分を大切にする行動をとると、思うよりも摩擦が少なくすんなりとものごとが収まっていくように思います。

もちろん、そのときは収まらないケースもあるかとは思いますが、そのことがもたらした気持ちのわだかまりを曖昧にしないで残らず完了させ続けることは、とても大切なことだろうと思うのです。

どんな物事にもそれぞれの立場からの見方がありますが、いたたまれない気持ちを抱えたまま立場に固執すると、エゴは自己防衛の言い訳と相手の非難をまくしたてます。そうしないと気持ちが収まらないからなのですが、収める必要のある感情をしっかりと捉えることが完了のためのポイントです。

その気持ちのなかには、自分に都合の悪い要素もあると思いますが、こういうものほど曖昧に隠してしまいがちなので、より注意深く押さえる必要があります。

エゴは、自分の都合のいいようにものごとを解釈し、相手の非を責めます。他者のそういうところを見ると嫌悪を感じるものですが、自分がやっている時はなかなか気づきません。気付いてしまうとバツが悪いので、気付かない方が都合がいいんですね。けれど、そういう自身のズルイところも、目をそむけず見ます。

苦しいかもしれないけれど、ひとつひとつ受けとめて行くことが、その出来事と関係する人への最大のギフトになると思っています。

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【感情解放ワークショップ ~感情との上手な付き合い方~】
5月19日(土)13:30~15:30(13:00開場) 会費 5,000円  満員御礼!
【満月の瞑想会】
6月4日(月)19:00~22:00(18:30開場) 会費 4,000円(スイーツ付き)
ヒーリングゲート門前仲町サロンにて http://www.healing-gate.com/map1/index.html

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大いなるものの真意

いわゆる「明け渡し(サレンダー)」をすることに多くの方が恐れを抱くのは、「コントロールを手離してしまったら、相手(神など)にいいように利用される、自分にとって辛いことが起こってしまうかもしれない」という点ではないでしょうか。

サレンダーによって、幸運なシンクロニシティももちろん起こるでしょうが、一方でそうでない方の出来事も、確かに起こるだろうと思います。サレンダーは、「幸運」に執着せず、「不幸」を厭わないということでもあり、起こってきたことは何であれ、後悔や自責の念、怒りや悲しみ、喜びや感動も、それとともに在ってあるがままに受け取ります。

サレンダーすればするほど、ポジもネガも、ありえない!と思うようなことが増えていくでしょう。そして、世界に起こることは、どんなに備えても、どんなに自分が頑張っても、「個人」の意図をはるかに超えたところからやってくるのだという思いが深くなります。

これは、決して努力が大切ではないということをいっているわけではなく、それとは別のレベルの世界観です。宇宙はしばしば、ある特定の出来事をどうしても私たちに体験させようとしているのではないかと思える働きをすることがあります。

そうならないようにあんなに注意していたのに、よりによって。。。というようなこともあるでしょう。個人の日常にも、また大きくは歴史にも言えるような気がします。

起こってきた出来事によって引き起こされるあらゆる内外の波を、好き嫌いを超えて体験していくとき、苦しみも快楽も偏らずに気付ける心の視野が鍛えられていくでしょう。

「う~ん、苦しい」と思っている時は、多分無意識に耐えている(我慢している)か、抑圧していると思います。そうしている、そう感じている自分にまず気付いて、意識的に苦痛の中心に向かって感じて行くと、案外あっさり抜けることがあります。

苦しみを耐えてしまうのは、ある意味無意識に作り上げられた反応経路です。これを意識的に感じる経路に移行させていくと、苦しい=危険と言う図式が崩れて行くので、宇宙が運んできた出来事に対して逃げずに受けとめられるようになってきます。

そもそも、宇宙が「受け容れ難い出来事」を運んでくるのも、私たちの中で硬直した部分を壊すためのような気がします。硬直しているからこそ、出来事が受け容れ難く苦痛に感じるわけで、そうした構造的なものを超えて行くには、壊さなくてはいけないわけです。

壊すためにやってきた出来事に抵抗して、これまでのやり方を押し通そうとすると、宇宙の荒々しい恩寵はさらにパワフルな破壊力を発揮します。私たちの個人的な「うまくいくように」という生き方自体の崩壊を目的としているのに、うまく行かせようとする努力自体がナンセンスなのです。

これ故に、宇宙は私たちがこれが「幸福」なのだと信じているものを容赦なく打ち砕くということをやってのけます。こうして人は、神は何と無慈悲なのかと、大いなるものを憎むようにもなるのですが、神は私たちの善悪や道徳、幸・不幸の概念をはるかに超えた恩寵をもたらすことのみを見つめているのかもしれません。

「賢者は人間の法には無頓着だ。彼はただ、真理の法にのみ厳格に従う」と言われることの意味は、このようなことなのだろうと思います。

人生に起こるすべての出来事が、私たちを目覚めに導いているとレナードは言います。それは善悪のレッテルを外して、ただそれとともに在ることによって、大いなるものの真意を汲み取ることができるのでしょう。

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【感情解放ワークショップ ~感情との上手な付き合い方~】
5月19日(土)13:30~15:30(13:00開場) 会費 5,000円  満員御礼!
【満月の瞑想会】
6月4日(月)19:00~22:00(18:30開場) 会費 4,000円(スイーツ付き)
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出会いと別れの気づき

人生は多くの出会いと別れがあるものですが、この出会いがあったからこそ今の私がある、と言う印象深いご縁もあれば、後ろ髪引かれるような辛い別れもあるでしょう。いずれにしても、自分の意思ではいかんともしがたい力を、改めてご縁には感じます。

特に心の整理を要するのは、別れの方に多いように思いますが、長い間の行き違いが重なって、ということもあれば、当人同士は問題がなくても別の状況が縁の継続を許さないなどということもあります。そうなると余計に踏ん切りをつけるのが難しくなってきます。

リーディングをさせて頂いて、本人は続けたくてもハイヤーセルフさんたちが「もうこれ以上続けることは不可である」と言っている時もあります。それは別れによって引き起こされる諸々を通して、何かに気付くようにと背中を押してくれているのだろうと思います。

私たちは人生において、できる限り適切で正しい選択をしようとします。けれど、宇宙と言うのは本当に不思議なもので、いかにそのように意図しようと、当人の自覚しない行動や思考の癖をとてもうまく使って、正解・不正解を超えた学びを運んでくるのです。

例えば、こんな気性でこんな考え方を持った人なら、こういう場面で必ずこう選択をするというようなことがあります。そんな癖の組み合わせで、起こるべきことが起こされるのだな、と思わずにはいられません。

そんな出来事が起きた時、私たちはよく後悔して、何がいけなかったんだろう、もっとほかに方法はなかったんだろうかと自分を責めたりします。縁のつながっているうちに気付ければよかったのに、と悔やむこともあるでしょうが、つながる縁はつながるし、そうでないものはどうやっても難しいのではないかと、個人的には思います。

その縁の種類をどう判断したらいいのか、というよりは、縁に執着せずに「今この瞬間」の差し出しているメッセージに瞬間瞬間応えて行くだけだろうと思うのです。今この瞬間の気持ちを封印せず、残さず出し切って、気付いて、完了させる。

その出来事でなければ出てこない感情もあるでしょう。失うことへの恐れ、それがもたらしていたものに、いかに支えられ、或いは執着していたか。そのことが自分にとっていかなる意味を持っていたか。ただ未練に追いすがるだけでなく、その辺りをしっかりと見つめておくと、ご縁が続くにせよ終わるにせよ次のステップが力強いものになります。

ここが不完全になっていると、同じような出会いと別れを繰り返したり、腐れ縁が延々と続くという状態になります。そういうのを心底好きで楽しんでいるならいいのでしょうが、もうそろそろ卒業したいな、と思い始めたら、パターンの底辺に流れる気持ちに気付いていくことです。

気持ちに気付くのは、分析するだけではなかなか難しいでしょう。自分を見つめるというと、自己分析になりがちなのですが、頭でわかっても、気づきにはなり得ません。辿るべきは、感情、気持ちなのです。

感情は理屈では割り切れないし、お行儀も良くありません。ある意味やっかいで、付き合い方がわからないと持てあましてしまうでしょう。

ほんの些細な気持ちのつぶやきに、実に根の深い、蓄積した感情のエネルギーが隠れています。これを読み解くと、自然になぜ自分がこんな風なのかが理解できるようになります。気持ちは、分析して切り刻むのではなく、直接触れて知るものというところがポイントだろうと思います。

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努力と明け渡しの狭間

今週のヒーリングは、自分を超えた大いなる力に委ねる意味合いのテーマですが、自分の努力とサレンダー(明け渡し)の兼ね合いを言葉にするのはなかなか微妙なところだと思います。

このテーマを決めた時にも、「そうだよ、全部委ねちゃえばいいんだよ。自分の努力なんていらないんだ!」と受け取る方もいるかな~?という危惧はありました。悟り系の本を読まれたことのある方にはお馴染かとは思いますが、賢者たちの言葉は矛盾に満ちています。

「時間が必要なことは真実ではないに違いない」と言ったかと思えば次の章では「マインドの熟成が必要だ」とか書いてあったりします。趣旨をよく理解しないで読むと、一体どっちなんだよ?と混乱してしまいそうな話が満載なのです。

賢者のこれらの言葉はどちらも真実の一面を表したものであり、別のレベルから語っているわけで、そうした言葉を自分の都合のいいように解釈しようと思えばいくらでもできるでしょう。

レナードはこの辺りをとてもわかりやすくステップ1,2と説明しています。目覚めは即時的だ。けれど、プレゼンスの定着は時間をかけたプロセスだと。

努力とサレンダーについても、同じことが言えると思います。私は、本当にサレンダーできるまでには、やはり努力は必要だと思うのです。「努力なんかいらないんだ!すべて明渡しちゃえばいい!」と思うのは簡単ですが、ではなぜいまこの瞬間にそれができないのか。それを自らに問わねばなりません。神への不信、怒り、絶望を持ったまま、神にサレンダーすることができるでしょうか?

「今この瞬間」にいることができるのなら、解放のプロセスもすべてプレゼンスがやってくれるでしょう。では、ひとときも「今この瞬間」にいることができないのに、どうやってプレゼンスに委ねればいいのでしょうか。

プレゼンスの定着のためには、繰り返しマインドのストーリーから「今この瞬間」に戻って来ることを覚えていなくてはなりません。「今この瞬間」にいようとするといられないのは、多くの方の同意するところだと思いますが、それでもある意味、「今この瞬間」を求めていなくてはならない(適切な表現ではないかもしれませんが)のです。

この辺りで混乱し、また不毛なゲームをしているようになってしまうこともあるでしょう。どこからが都合のいいエゴの囁きなのか、どこからが真実の声なのか、どう判断したらいいのか分からない、と叫ぶのも、実はエゴなのです。

混乱したら思考から離れ、目の前に在るものとともに「今この瞬間」に戻ってきます。委ねよう、手離そうと思うのもエゴなので、そんな思いと闘わずにただ気付いているだけです。こんな繰り返しで少しずつ何かが変わっていきます。

サレンダーと努力。なかなかなるものはありますが、気楽に気付きつつ、プレゼンスを深めていけたら、と思います。

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五省

遅れていた第79弾と満月の瞑想会のご感想、昨日ようやくホームページにアップしました。ご参考になさってみてください。

今週土曜日に初めて開催する感情解放ワークショップ。どんな風に進めようかと色々考えていますが、限られた時間のなかにあれもこれもと詰め込んで、すべてが中途半端になってしまわないように、骨組はできるだけシンプルに、あとは参加者の皆さんの質疑応答を含めフレキシブルに進めて行こうと思っています。私自身、みなさんからのご質問などで気付きを得ることがとても多いので、この機会をとても楽しみにしています。

さて、去年暮れあたりからこの国の歴史、特に近代史を学ぼうと色々な史料を読み進めているのですが、そのおかげで最近は本業のヒーリング関係の本からは少し遠ざかっています。なぜこうなっているのか、理由は問わずに気持ちの赴くままにしてみようと思っています。

明治から大正、そして昭和、平成と、時代は確かにつながって、前時代の余韻や伏線を孕みながら新たな波を形成しています。これらを知って今の時代を見ると、おぼろげながらも確かに前時代の余韻が無視できない力を持って生きているのだと思うことがあります。

近現代史に触れると言うのは、古代史にロマンを馳せるのと違って、近隣諸国との直接的な利害関係や前戦争におけるトラウマから、かなりナーバスになるところだろうと思います。けれど、私たちの両親や祖父母、せいぜい曾祖父母が生きた時代でもあり、記憶や記録も鮮明に残っている、実に生々しい歴史です。

史料のなかで、そうした時代に生きた人びとの心意気やすがすがしさに触れることもあれば、この世の地獄かと思うような記述も多く、なかなかに読み進めるのがしんどいこともあります。そういうことがわかっていたので、この歳になるまでわざわざ知ろうと思わなかったのもあるのですが。。。

まぁそれはそれ。で、今日はそんな前時代のすがすがしい遺産の方をご紹介したいと思います。「五省」という、江田島海軍兵学校で使用されていた、いわば自戒の言葉です。夜の自習時間終了5分前になると、ラッパの音に続いて「軍人勅諭五箇條」を奉読、続いて「五省」の五項目を次々に問いかけ、生徒は一日の行いについて瞑想したのだそうです。

一、 至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか
(真心に反していなかったか)

一、 言行(げんこう)に恥(は)ずるなかりしか言行に不一致な点はなかったか)

一、 気力(きりょく)に缺(か)くるなかりしか(精神力は十分であったか)

一、 努力(どりょく)に憾(うら)みなかりしか(十分に努力をしたか)

一、 不精(ぶしょう)に亘(わた)るなかりしか(最後まで手を抜かなかったか)

人格形成途上において、こうした習慣を持つのは素晴らしいことだなと思いつつ、そういえば大学時代の恩師の1人が海軍の砲術科出身だったことを思い出しました。学生時代の私は海軍だと言われても、まるでピンとこなかったのですが、同年代の別の教授が、海軍と言えばだいしたものですよ、とおっしゃっていました。

そう言葉を添えた教授も私が学んだ当時、定年間際のお爺ちゃん先生(失礼)で、ご自身は戦争に行っていらっしゃるので、今の学生を見るともどかしいとおっしゃっていました。そんな先生も既に他界されています。

帝国軍人といえば、個人的には第2次大戦中の陸軍の暴走のイメージばかりが強いのはさなけないことだなぁと思いつつ、時代の中に埋もれた普遍的な精神性の輝きに光を当ててみました。

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第81弾 無料遠隔ヒーリング

毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリングとA4版ウェブ限定株式経済新聞「カブケイ」発行のお知らせです。カブケイ巻頭特集は「生き残りを賭けぶんどり合戦  家電量販店大再編 」です。決算発表シーズンでしかも減益オンパレード。なかなか買いにくい相場のようですが、仕込み場となるや否や。

さて、無料遠隔ヒーリングなど、ご感想のアップが遅れていてすみません。ためると大変なのですが、忙しくても散歩に行く時間は取るのに、この作業にはどこか気の重さを感じている私。こんな思いも、そういえば表現してなかった。(^^;

さて、人生って分からないものだなぁというお話を。昔から「塞翁が馬」なんて言葉があります。人生の禍福はちょっとしたことで絶えず変転するものであるから、安易に喜んだり悲しんだりしてはならないという意味合いの言葉です。

宇宙がものごとをまとめ上げる流れのなかでは、人間の想像をはるかに超えたストーリーが展開され、「え~、そんなのアリ?」なんてことが頻繁にあります。予想できる理由や条件などをあざ笑うかのように軽々と超えていくので、「こうしたらああなる」というのは、宇宙の計り知れない力の前では、小賢しい幻想なのだと思わずにはいられません。

最近、とある思考を掘り下げていたときに出てきた思いで、「私にはどうしようもないことをジャッジされ、責め立てられるのが辛い」と言うのが出てきました。前の仕事の時や、インナーチャイルド、過去世などなどに共通して流れていた思いです。

「私にはどうしようもないこと」の捉え方がテーマだったのだろうと思うのですが、スピリチュアルを学ぶ前の私は、自分がちゃんとやっていれば、自分ではどうしようもないことはそうは起こらないものだと思っていました。人の死などは仕方がないにしても、どうしようもなくなってしまうのは、自分の努力が足りないからだと思っていたのです。

今にして思えばこの考え方は幻想以外の何物でもないと思います。この宇宙に、私の意思一つで動かせるものなど一つもないのです。自分の努力だと思っているものでさえ、元の元まで辿ってみれば、それを支えているのは自分を超えたところのものであり、たった一つの要素がなかっただけでも成立しません。

悟り系の世界観では、行為者はいない、ものごとはそれ自体で自発的に起こるのだといいます。ちょっと非日常的な世界観かもしれませんが、このレベルで世界を見るとき、あらゆる出来事や日々の感情が起こるのは、「自分にはどうしようもないこと」です。起こることはどうやっても起こるし、その逆も然り。

起こったことを否定したところで、不調和を生むだけです。起こったことで自分を責め立てるのではなく、抗うことなくそれに気付いてともに「今ここ」に在るということが、宇宙の計り知れない神秘の流れに乗るコツなのだろうと思います。

今週は特に「どうにかしなければならないという思い」をテーマにしてみます。自分の力でやろうとすると、宇宙が働けなくなってしまうのですね。内容は以下の通り、参加される方はこちらの注意事項をご覧になり、ご理解、ご納得のうえお申し込み下さい。第73回分から注意事項を更新していますので、必ずご確認ください。

①自分の力でどうにかしなければならないという思いを最高最善に解放するよう、働きかける

お申し込みの締め切りは5月16日(水)17:00まで、同日20:00より順次働きかけを行っていきます。締め切りを過ぎてのお申し込みは無効です。

ご感想は1週間以内にお願いいたします。

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マインドの繭

近頃、小学生の頃の混乱した気持ちと言うのが細切れに出てくることがあるのですが、当時の私は周囲の世界が何を自分に要求しているのかよく理解できず、ぼうっとしている、どちらかと言うと愚鈍に見られた子供だったと思います。

同級生たちはの多くは私と違ってその辺りをよくわきまえていて、私は毎日、どうにかついていくのがやっとのような気がしていました。ちょっとした教室の移動でもものすごく緊張していたくらいですから、小さな行事でも、今思えば心の中はひどく混乱していたと思います。

そんなインナーチャイルドの混乱した気持ちをじっと感じていて、「どこに行って、何をしたらいいのかわからない。こわい」と言う思いが浮上してきました。しばらくそれとともに在ると、「今この瞬間にいて、ただ在ればいい」と言う言葉がやってきました。

そういえば、大人になっても「どこに行って何をやったらうまく行くのかわからない」としばしば感じていたような気がします。

私たちは、人生がうまく行くためには何かを適切に行わなければならないと、絶えず思っています。次は何をしたらいいだろう、この後はこれをやろうと、「適切な次の行動」を常に考えているのです。けれど賢者が言うように、本当に重要なのは「何をするか」ではなく、「どう在るか」なのでしょう。「今ここ」にいて、ただ在ることが最も価値のあることなのです。

そう頭で納得していても、「じゃぁ、ただ在るためにはどうすればいいだろう?」などと考えてしまいます。ただ在る、と言うこんなにもシンプルなことさえ、私たちはばかばかしいほどに迂回した道筋をたどらなければならないのだと、無意識に思ってしまうのです。

ただ起こることを起こるままに受けとめ、生き切ると言う在り方をしていると、人生を上手く行かせるための努力は、本当に無駄なものだと思うようになります。人生は私がどうにかしなくても、流れて行くのです。抗わず、それとともにリラックスして流れて行けばいい。

けれど、瞬間瞬間に起こる恐れや不安、辛苦をぎゅっと抱え込んでしまうと(抑圧)、力で激流のような世界を泳がなくてはならなくなります。何が起こってもそれとともに在ることで、宇宙は私個人の想像をはるかに超えた方法でものごとをまとめ上げて行きます。

ただ在るとき、起こって来ることに対して理由は何も必要ありません。生きることに理由を求めるのは、納得して納めなくてはならない理不尽を抱えていて、人生を観念で生きているからではないでしょうか。

人生を観念にしてしまうと、真に生命を生きることはできないでしょう。これが、マインドの世界の住人となっている状態なのだろうと思います。

よくセッションなどで、その方がさきほどまで「今ここ」にいたのに、いままさにマインドの世界に吸い込まれる瞬間を目撃することがあります。セッションの最初から最後まで、マインドの世界から出てこないケースもありますが、お話の最中、瞬間的に「今ここ」に存在する時があるのです。

そしてセッションが進み、苦しい気持ちが浮上しかかると、途端に饒舌になって話をそらしてしまったり、或いはじっと感じているふりをしながらすっぽりとマインドの繭の中に閉じこもってしまうことも。

こうした繭の中から出てくるには、外の世界にいても大丈夫なのだと言う経験と信頼を少しずつ積み重ねていくことだろうと思います。まずなにより、繭の世界に自身が決別する必要性を感じていなくてはいけませんが。

繭の外には、とても神聖さに満ちた、驚くべき世界が広がっています。果たしてあなたはそれを、欲するでしょうか。

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本心を否定する思い

「今この瞬間」が差し出すメッセージを受け取ると言っても、一体何がメッセージなのか認識できなければ、それらはたやすく手の指をすり抜けて行ってしまいます。ワクワクするような楽しげなメッセージは分かりやすいのですが、そうでないものは特に注意していないと、拾うことがなかなか難しいと思います。

というのも、心地良くないメッセージは、知らずに感覚を抑圧してしまったり、聞きたくない!と耳をふさいてしまったりするので、すんなりと受け取られることの方が稀なのです。ネガティブを探して歩くことはないけれど、「今この瞬間」がそれを差し出しているのなら、耳を傾けてみましょう。

もし周囲に、いくら言っても話を聞いてくれない!という人がいるとしたら、自分が自身の内側のメッセージを上手く受け取れていないのでしょう。内側の声が聞けるようになると、そういうコミュニケーションのうまくいっていないところも、不思議なくらいあっさり解消するものです。

「今この瞬間」に心を置いてみて居心地の悪い時、それをそのまま表現して見ましょう。このブログでは、内側の声を聞くとか、それを表現することを繰り返しお伝えしていますが、何か特別なことをするのだと思っている方もいらっしゃるようで、声なんて聞こえないし、何も分からないのです、と言うお声も聞かれます。

そうではなく、ただ「今」の状態をそのまま表現すればいいのです。私は自分がわからない。頭がモヤモヤする。眠たい。嫌だ。やりたくない。そわそわして落ち着かない。こんなことしても無駄だ。心が重い。胸が痛い。生きているのが辛い。苦しい。淋しい。悲しい。などなど。

自分と言う意識に起こる様々な動きを、実況中継するように表現していくと、段々と気持ちが出てきます。何も感じられないし、よくわからないと言う方に多い傾向としては、何かちゃんとしたことを言わなくてはいけない、こんなことを言ったらいけない、優等生のような回答でなくてはいけないという意識が強いということが挙げられます。

こんな意識があると、素直な内側の声は抑圧され、出てこられなくなってしまうのです。例えば、「やってらんないんだよね~。イヤなんだよ。キラ~イ」なんて声があがろうものなら、あなたは反射的に「そんなこと言っちゃだめでしょ!しっかりしなさい!ほら、もっとやる気を出して!」などと急きたてたりします。

そうすると内側の声は、本当はないものを作り出さなくてはならなくなってしまいます。そして本心は封印され、悲しみと怒りとともに深く心の底に沈んでいくのです。

まずは自身のあるがままの状態を表現するところから始めてみましょう。そのとき、ネガティブな言葉を声に出すことに抵抗のある方もいらっしゃいます。余計に気持ちが沈んでいきそうとか、負けを認めるようで絶対に嫌だとか、認めたら自分が傷ついてしまうなどと思うようです。

素直な気持ちを表現できるとホッとします。けれど、どうしてもできないのなら、どうして出来ないのか、理由となる思いをそのまま声に出して言ってみましょう。ひそかにそう思っている時はがっちりと変え難く思えても、プットアウトすると、大したことではないと思えるようになります。

こうして鎖が解けると、本心が出てきやすくなるでしょう。自分との信頼関係を取り戻していく道がようやく始められるのです。

きっと私の本心は他の人には受け容れてもらえない、という気持ちがあるのだとしたら、あなた自身が自分の本心を徹底的に否定しているのでしょう。自身を否定するその思いに気付いていましょう。その思いがあなたの世界を作っています。

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生きる支え

普通、人は苦しみを嫌います。けれどその一方で、しばしば苦しみを支えに生きていることもあります。憎しみや恨み、怒り、悲しみの火を絶えず心の底で燃やしながら、一日一日の生きる支えとしているのです。意識的にそうしている人もいるし、全く無意識にそうしたものを抱え込んでいる場合もあります。

私自身色々なヒーリングをやってきても、悲しみを手離すことはなかなか難しかったのですが、苦しいなら手放せばいいじゃない。という簡単なものではないのです。私の場合は、悲しみが大切な人たちとの絆になっているので、そう軽々しく扱って欲しくないと言う思いがありました。

この「悲しみは絆」のパターン、以前出てきて大分完了できたと思っていたのですが、最近、別の形で他の要素と絡み合いながら残っていることに気付きました。

私は史跡にせよ工芸作品にせよ、あらゆるもののなかに「人の思い」を感じるのが好きで、自ら求める傾向があります。普段はこの思考に特に不自由を感じたこともなかったのですが、最近、昭和史の史料を読み込んでいく中でトリガーされてきた気持ちに、どうしてそういうものを熱心に拾おうとしているのかの理由が見えてきました。

私自身の過去世には、戦場を経験しているものが結構あるようで、凄惨で理不尽な状況で多くの人が死んでいく悲しみが深くあります。人生の一時期をともに過ごした人びととの楽しかった思い出と、惨たらしい最期が表裏一体となって心の中に無数の墓標を作っていました。

自分が彼らのことを覚えていてやらねばならない、自分の中に彼らとの記憶があることが、彼らが生きた証しなのだと強く思っているのです。それはとても大切なものなので、決して軽々しく扱っては欲しくないし、どんなに苦しくても、お手軽に癒されることは「絶対に不可である」と拒絶します。

苦しいからそんなものは要りません、手離します!といくら頭で決めたところで、自分自身がそれを許さないのです。

浮かんでくるがままにそれらの思いとともにただ居ました。どうして抱え込んでしまったのだろうと思ったときに、あまりにも辛かったので、それを支えに生きるしかなかったのだと思い至りました。そうして私は思い出にしがみついてしまったのです。

ポジティブな思い出にも、こんな風にしてしがみついてしまうことがあります。過去にしがみついている限り、今を生きることはできません。今この瞬間の、みずみずしい生命を味わうことができないのです。

心の中に広がる累々たる墓標は、死んでいった者たちのために必要なのではなく、私自身が生きていくために必要だったのだと気付きました。何かを支えに生きるのは、存在の健全なあり方ではないだろうと私は思っています。支えが必要になっている元のところに降りて行くことにしました。

悲しみ、怒り、混乱。それらの中で、エゴは忙しく理由をつけ、感情を抑圧し、分析・整理して収めていました。まさにそうした中で、苦しみを支えに作り替えていたのです。その現場を目撃して、私はエゴがやった仕事の逆を辿って感情のエネルギーを感じて行きました。

生きるのに支えが必要になっているのは、どこかに未完了の感情が残っているのだろうと思います。支えを失うことへの恐れや抵抗の先にあるものを、まっすぐに見て行ったらいいと思います。痛みを体験した当時はそうするほかなかったかもしれません。けれど、今はどうでしょう?

まだ必要かもしれないし、もうそろそろ手離す時期に来ているかもしれません。あなた自身の真実に真摯に向き合いながら、自分自身の一歩を決めて行きましょう。

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